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【日芸2017新卒「かえでの新卒奮闘記」】 No.04 あっという間の半年間(4)

2017年3月に日本大学芸術学部の文芸学科を卒業し、4月にバークレイグローバルコンサルティング&インターネット株式会社(略称BGC&I)に入社したかえでによる「かえでの新卒奮闘記」です。

 

入社したのは2017年4月4日。
あっという間に半年が過ぎました。

最終面接のときに「大学でことばについて学んできたので、もし機会があれば文章を書きたい」とお話ししたのを
社長が覚えていてくださり、こちらで【日芸2017新卒「かえでの新卒奮闘記」】を連載させていただくことに
なりました。

 

今回はサイトチェックと更新業務についてお話しします。

 

BGC&Iクリエイティブチームの主な仕事は、webサイトの「制作」と「運営」の二つです。
この「運営」には更新業務も含まれます。
オペレーションチームと連携し、クライアント様のサイトを依頼通りに更新していきます。
 
仕事をするためには、まずは仕事上のルールやワークフローを覚えなくてはなりません。
そのために、クリエイティブチームでは、先輩が更新したサイトをチェックするところから始めます。
先輩が更新したサイトを、依頼メールや詳細なチェックリストと照らし合わせてチェックしていきます。
 
これをやっていくうちに、
 
「どの担当者様から」
「どんな更新依頼メールが来たら」
「どのサイトの」
「どの部分を」
「どんなルールで」
 
更新すればいいのかが徐々にわかるようになりました。

 

また、更新するときにミスがあっても、最初のチェック段階で食い止めることができれば大きな事故にはなりません。
無論、チェックの一番の目的は事故の防止です。
安全で確実な仕事のために、どんなに忙しくても必ず3人でチェックを行なっています。
チェックリストも新しいルールを加えたり項目を細かくしたりして少しずつブラッシュアップし、
事故を防ぐようにしています。

しばらくチェック業務に専念し、ワークフローがわかってきたところで、少しずつ更新業務を任せて
いただけるようになりました。
前回少しだけ触れましたが、最初はCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)が組み込まれたサイトから
更新していきます。
 

おさらいしておくと、CMSというのは、管理画面から簡単にサイト更新ができるシステムのことを言います。

テキストを入力フォームに流し込むだけなので、コーディングの知識は必要ありません。
ただし、クライアント様がどこをどう更新してほしいのか、依頼の内容を理解する力は必要です。
この理解力をつけるためにも、先のチェック作業で先輩の仕事を徹底的に観察し、ルールとワークフローを
覚えることが必要です。

スキルチェックテストを経て、コーディングを伴う更新業務も徐々に任せていただけるようになってきています。
10月からはまた担当するサイトが増えました。
覚えることも多く大変ではありますが、成長できているからこそ業務の幅が広がっているということで、
毎日充実しています。

 
更新業務に携わるようになって気付いたことはたくさんありますが、
最近はとくに「ルールの大切さ」について考えることが増えました。

たとえば、場所のルール。
 

「どこにどのファイルを置く」というルールがしっかりしていれば、どんなにファイルが多くなっても
すぐに目的のファイルを探すことができます。
ファイルの場所は途中で変えると非常に手間がかかるので、最初に構築する段階でしっかり考えなくてはなりません。

また、ファイル作成のルールも大切です。
 
厳密な命名規則を定めておくと、たとえば
「この場所に置くためのあの内容の画像なら、こういう名前がついているはず」
といった風に、ファイル名をいちいち覚えたり調べたりする必要がありません。
これは手間や時間の節約になり、作業効率が上がります。

これらのことは、更新業務に携わる前は「よくわからないけど大事なんだろうな」程度の認識しか
持っていませんでした。

 
現在私がスムーズに業務を進められるのは、更新のしやすさを考えてサイトを構築し、
更新をしながらより業務をやりやすくするためのルールを作ってくれた先輩方のおかげです。
私も0から制作するときが来たら、自分を含めた更新者に親切な構成を考えなくてはならないなと日々感じています。

 

さて、この4回で入社から現在までのことをお話ししました。
次回以降はもう少し技術的なところに踏み込んでお話をしたいと思います。

 
(かえで)

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